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株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと拝察申し上げます。
当社、第42期事業のご報告をするにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症への対応が緩和されたことなどにより、景気は緩やかな持ち直しの動きがみられました。しかしながら原材料価格の高騰等により、幅広い分野で値上げが進行し、消費マインドの改善は当面見込みにくい状況となっており、先行き不透明な状況が継続するものと思われます。
学習塾業界におきましては、少子化の影響で市場の停滞が続くなか、新しい仕組みづくりが求められております。
こうしたなか、当社グループにおきましては、主力である教育事業及びスポーツ事業において、顧客の信頼・信用を得て、サービスを継続・発展させることに尽力しております。
この結果、売上高29億32百万円(前期比8.5%減)となりました。
利益面につきましては、営業利益1億75百万円(前期比42.4%減)、経常利益1億83百万円(前期比42.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1億6百万円(前期比50.8%減)となりました。
会員ビジネスを事業の中核とする当社といたしましては、顧客の信頼・信用を得て今後とも成長を続けていくためには、従来と同様に営業力とサービス力の継続的な強化と時代に合った戦略が必要であると深く認識しております。
そのために、教育事業部門におきましては、「体験と学習」の考え方を中心に置き、農業体験等の充実・拡大に努めるとともに、各ご家庭へ個別訪問を行い、生徒並びに保護者に対して提案を行い、他塾との差別化を図ってまいります。そのうえで、新規教室の出店を積極的に行ってまいります。
スポーツ事業部門におきましては、新規スクールの出店・生徒募集を徹底し、売上回復を図ってまいります。
飲食事業部門につきましては、エリア拡大・顧客数の増加による増収とコスト削減による利益確保が重要な課題であると認識しております。
その他の事業につきましては、次の柱を構築することを目的として、1.現金商売であること、2.会員ビジネス(リピーターを含む。)であること、3.エンドユーザー対象であるビジネスであること、4.当初の設備投資が安価であること、5.事業を担当する責任者が当社の体質を十分に理解していること、を基本においてグループ全体の活性化と人材の活用を目指してまいります。
また、M&Aを企業グループ成長の一つの考え方と認識し、積極的な対応を行ってまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社クリップコーポレーション
代表取締役会長 井上憲氏



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